08 11月 Christmasは女子のイベント!
25年ぶりにクリスマスを楽しんでいます。春霞塾では、クリスマスの到来を心待ちにしながら飾り付けを始めました。
ピンクのクリスマスツリー!
「人生の中で省略せざるを得なかったもの」の1つがクリスマス・イベントです。自宅でのクリスマスパーティのため青い「大人ツリー」を飾り、牡蠣フライを20人分揚げた次の夏、懇意にしていたマレーシア人の友人にこう言われました。
「かすみはなぜ大学院に行かないの?」
常識が覆される思いがしました。私は主婦だし、子どもは小さいし、勉強をもう五年間やってないし…いくら言い訳を並べても、この問いにまともな答えを出すことができませんでした。下ばかり見ていた私は、自分への嘘、隠していた思いに気がつきました。
世界を見てみたい!自分の時間を取り返したい!
少しずつ、少しずつ、生活の中で「封印」されるものが出てきました。映画、夕方の戸外の近所の噂話、夜のドラマ。クリスマスツリーもその1つです。時間はとてもかかったけれど、欲しいものを一つひとつ手に入れました。大学院の恩師も、孫も、私の志をカタチにすることも。しかし、うちの子達は「大人ツリー」をもう覚えていないでしょう。家におひな様があったことも知りません。
クリスマスの飾り付けをすることが、こんなに心躍るものだったということを思い出しています。青ではなく、ピンクの「女子ツリー」を飾ります。ピンクのリボンで束ねられたクリスマスリースを手作りします。うちの子達は大きくなってしまった。もうピンクツリーには一緒にわくわくはしてくれません。でも…おひな様一緒に飾る?って聞いてみてもいいかもしれません。